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シノーポリの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 [音楽]

音楽のお気に入り、第2弾。

ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第一幕への前奏曲。
ジュゼッペ・シノーポリ指揮、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団。



シノーポリの指揮は、何度見ても「すごい」と思う。
10分余りのこの曲一曲だけで、相当疲れそう。全曲演奏した後は、倒れるのではあるまいか。

と思いつつ、Wikipediaを読んでいたら、

「2001年4月20日、ベルリン・ドイツ・オペラでヴェルディの歌劇「アイーダ」を指揮中、第3幕の所で心筋梗塞で倒れ、急逝する。」

とあった。本当に、指揮中に倒れて亡くなったのだ。享年54歳。
指揮者で作曲家、医学、心理学も学び、晩年は考古学の博士号も取得していたインテリのイタリア人。早逝が惜しまれる。

シノーポリの学歴は、「パドヴァ大学で心理学と脳外科を学ぶと同時に、マルチェルロ音楽院で作曲を専攻する。」とある。

そんなこと、できるんだ。 
日本だったら、心理学だけで4年。2年でやめて脳外科に編入できたとしても、さらに4年?大変に忙しいであろう医学生が、同時に音楽院に通うのは聞いたことがない。イタリアの教育システムがどのようになっているのか、大変に興味が湧いてくる。
時間割は?学費は?飛び級があるのだろうか?

ともあれ、YouTubeでこの映像を見て、心が揺さぶられるように感動した。
ワーグナーが感動的なのか、シノーポリがいいのか、両方なのかはわからない。






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