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We are the World 2020 [音楽]

YouTubeで「We are the World」のリメイクを見つけた。

元は、アフリカの貧困を救おうというチャリティーのためのキャンペーン・ソングだったと思う。マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーら、1985年当時のアメリカのスター・ミュージシャンが勢揃いして、ワンフレーズづつ歌い継いでいく豪華なもの。

2020年のリメイクは、もちろん、Stay Home のメッセージが込められている。出演者は、私は全然わからないけれど、良い感じの動画なのでアップしてみる。




こちらが1985年のもの。



ストレートで力強い善意。まだマイケルの顔も健康そうだ。

あれから35年、「brighter day」は、この先実現するだろうか。

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ジェフリー・アーチャー「100万ドルを取り返せ」 [本]

ステイ・ホーム中。
旅行もしない、美術館も行かない、友人たちとも会わない。それなのに、集中して本を読む気になれない。だから昔読んだ本のことを思い出してみた。ジェフリー・アーチャーの「100万ドルを取り返せ」だ。

これは、現実味はあまりなくて、トリッキーな騙し合いが「明るく」繰り広げられるのが、こういう時期に読むのに良い。

アメリカの大金持ちに汚い手口で財産(4人分合わせて100万ドル、約1億円というところか)を巻き上げられた4人の男が、自分の得意分野で大金持ちを騙して、巻き上げられた財産を取り返す、という話。

男は、メイフェアの画廊経営者、オックスフォードの大学教授、ハーレーストリートの医者、イギリス貴族の4人。

その得意技というのが、良いのだ。

画廊経営者は、ルノワールのフェイクを作り、高く売りつける。
学者は、大学が名誉学位を授けると騙して、高額の寄付金を巻き上げる。
医者は、皮膚の表面に手術跡だけつけて、胆石だったと石を渡し、高額の治療費を騙し取る。

そして、英国貴族は何をするか?

彼は前の3人のような専門分野が無い。最後まで、何も思い浮かばない。

しかし、どんでん返し。付き合っている彼女が、なんとその大金持ちの娘だったのだ。貴族は彼女と結婚することで、持参金として自分の金を取り返すのだ。

さらに、彼女が偽のルノワールをもらうことで、犯罪の証拠も帳消しになってしまうというオチもつく。

貴族の特技は結婚だった、というのが面白いところ。

読み進めると、ダーティな大金持ちがどことなく憎めないおじさんだったり、その娘が性格の良い、賢い美女だったり、復讐する4人もそれぞれの分野で抜きん出た魅力的な人物だったりで、本物の悪人が一人もいない明るい犯罪小説。

著者ジェフリー・アーチャーは投資に失敗して全財産を失った経験からこの小説のヒントを得たらしい。転んでもタダでは起きない人。これがアーチャーの処女作で、大ヒット作となった。
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手作りアイスクリーム2 [ブログ]

昨日は、液体のタネをひたすら手動でかき混ぜてアイスクリームを作った。

氷水に浸したボールを押さえていると手がかじかむほど冷たかったが、出来上がったアイスクリームはゆるゆるで、ソフトクリームよりもさらに柔らかく、しかも、器によそった瞬間から溶け始めるというものだった。

味は良かったけれど、そんなにたくさん食べられるものではないから、余ったものを冷凍庫に入れておいた。

それを、今日は取り出して、おやつに食べたのだけれど・・・

カチカチ、でした。

以前、東海道新幹線で車内販売しているハーゲンダッツがあまりにも硬くて、叩くと硬質の音がする、などと話題になっていたけれど、あんな感じ。

とにかく、硬い。

かといって、完全な氷の状態ではない。包丁で切れ目を入れて、大きなスプーンでやっとのことでかき取って器に盛ると、やはり、みるみるうちに柔らかくなっていく。

器に盛るのは難儀をしたけれど、これは本物のアイスクリームだった。美味しい。でも、柔らかすぎか硬すぎ。ちょうど良いという状態は一瞬だ。

市販のアイスクリームの偉大さがよくわかる。安っぽい木のヘラのようなスプーンでも、ちゃんと食べられるかたさ。食べ終わるまで、完全な液体にはならないくらいの、程よい凍らせ方。

私のアイスクリームは、あれにくれべたら、素朴すぎるのではないか。

冷凍庫には、まだ半分以上、カチカチのアイスクリームが残っている。次回作るときは、柔らかいものを小分けにして冷凍しようと思う。
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