SSブログ

海外ドラマ「クリミナル・マインド」 [ブログ]

アメリカのテレビドラマ「クリミナル・マインド」を、Amazonプライムで見ている。
FBIの捜査官もので、サブタイトルが「FBI vs. 異常犯罪」となっている通り、全米で起こる「異常犯罪」をFBIの7人の捜査官のチームが解決していく。

1シーズン24話くらい。それが15シーズンくらいあるらしい。私はかなり以前から見ていいるが、シーズン8くらいで挫折した。今は時間があるから、お気に入りのエピソードを見直すのみ。

ストーリーや人物の性格については書かないが、ドラマを見ていていつも思うのは、アメリカの一般的な住宅の脆弱さだ。犯人や容疑者の居ると思しき部屋に捜査官が侵入する時、ドアを足で蹴破るシーンが数知れずある。

昔ながらの日本家屋なら足で蹴破る必要もなく、縁側から侵入できるだろうけれど、今時の日本の家のドアは、こんなに簡単には蹴破れない。あの脆弱なドアは普通なのだろうか。(ただの演出?)

さらに、窓だ。

若い女性が、一戸建てに一人で暮らしている。近隣で、女性の一人暮らしを狙った強盗事件が頻発している。でも、彼女は、外から容易に中が伺えるような住宅で、薄いカーテン一枚のみを目隠しにして暮らしている。雨戸も鎧戸もない。

窓ガラスは、昔風の、石か何かで簡単に割ることのできるやつ。カシャーンとやって、犯人は容易に侵入してくる。垣根もセキュリティシステムもないし、アルミサッシですらなさそうなのだ。

アメリカは、銃の所有が合法である。犯人は銃を持っている。それなのに、あのように脆弱な家で一人で暮らしている若い女性。信じがたい。私なら、(若くないけど)絶対に嫌だ。

あのような家は、ドラマの中だけなのだろうか。いや、そうとは思えないけれど。

そして、犯罪の残虐さ、異常さが、私の想像の範疇を超えている。

幼児を誘拐して、異常性愛者向けにネットで販売。若い女性を誘拐して暴行、最後に殺してしまうのだが、その様を撮影して両親に送りつける。など。

描かれる犯罪は残虐だが、捜査官たちはそれぞれ魅力的。そして、犯人も捜査官も、個人的な問題(家庭の悩みや、生い立ちからくるコンプレックスなど)もしっかり描かれている。どんな残虐な犯罪でも、結局は犯人は捕まり、ストーリーとしてはちゃんと完結するから、見ていて陰惨な思いだけが残るようなことはない。救いがあるから、人気があるのだろう。

ちなみに、私の好きなエピソードは、シーズン1のラストとシーズン2の第一話。連続したストーリーになっていて、中世の騎士物語になぞらえた犯罪と謎解き。それから、パソコンオタクのペネロープ・ガルシアが、心を許した男性に撃たれる、という事件である。









nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。