ルート・ブリュック展 東京ステーションギャラリー [美術館]
ルート・ブリュック(1916-1999年)は、フィンランドを代表するセラミック・アーティスト。日本初の大規模展とのこと。
大小、様々な形のタイルを組み合わせたり、タイルそのものに絵を描いたり、タイルの形自体が表現となっていたり。セラミックによる表現は、幅広く自由だ。ルート・ブリュックその人の無限のイマジネーションを感じる。
写真は、ごく初期の作品。
会場が2階と3階に分かれており、公開当初は全て「写真撮影可」だったそうだ。
でも、「シャッター音がうるさくて、作品に集中できない」という苦情が多かったため、3階のみ撮影可となった。初期の作品のみ、こうして自撮りでブログに貼れるのは、そういう事情。
「写真撮影可」の美術展は珍しいが、作品が陶板で、写真による複製ができないからなのだろうね。
ポスターのライオンは、絵本の表紙か何かのようで、すごく夢がある。
しかし、写真のない後半は、もっと緻密で幾何学的な表現となり、公共スペースを飾るような大作などもあった。
北欧のアートは、今人気が高いらしい。どこかストイックな感じがするのだけど、そこがいいのかな。
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東京ステーションギャラリーは、廊下から東京駅の丸の内北口の丸い空間が見下ろせるのが楽しい。こういう東京駅創業当時のレンガをインテリア的に使っているのも、素敵。
もちろん、JR東京駅丸の内北口から徒歩0分というアクセスは最高だしね。
2019-06-09 20:31
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コメント(2)
ポスターのライオン、たしかに絵本にありそうですね(〃'∇'〃)
例によって芸新(5月号)で知ったんですが、ライオンの胴体に
目付きの鋭いロバの姿がヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 作品名は「ライオンに
化けたロバ」の由、正体が透けてるのかな(^_^;)「作品が陶板で、
写真による複製ができないから」撮影可とは、ナルホド( ̄◇ ̄;)
にしても、シャッター音がうるさいというクレームがつくなんて、
よほど多くの皆さん撮影しまくったんでしょうねぇ((;゚Д゚)ヒィィィ!
by middrinn (2019-06-10 14:18)
ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ ・・・コピペさせてもらいました。
本当に、ライオンの胴体にロバが!
イソップ童話か何かにありましたっけ、そういうの。奥が深いですね〜、芸術は!
写真可、の理由は私の想像です。当たってるかな?
私もバシバシ写真撮っちゃいましたが、こういう人が迷惑なのかな。つい、ブログに載せよう、なんて思っちゃうんですよ。反省。
by YURI (2019-06-11 21:16)