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ウィルス、恐るべし 映画「バイオハザード」 [映画]

「バイオハザード」は、ずいぶん前の映画だけれど、今、リアルな恐ろしさを感じさせる作品だ。

アンブレラ社の地下研究所で、戦略兵器として開発されたTウィルスが漏れる。社員は次々と感染し、AIが施設を封鎖する。しかし、そこを捜査しようとするもの、秘密を探るものなどが潜入を試みることでウィルスは地上へと拡散していく。

Tウィルスは死者を蘇らせるという性質のものだが、蘇った死者は知性を失って、健康な人間の肉を食べるという本能のみで行動するから、次々と人間を襲って噛みつく。生きたままゾンビに食べられるのは悲惨だ。運よく食べられなくても、少しでも傷つけられた人間は、また同じ「ゾンビ」となって人間を襲う。そうやってTウィルスは拡散していくのだ。

...と、私が拙い文章で書くと「キワモノ」映画、B級映画、という感じがするけれど、監督が上手いのか、近未来のセットはスタイリッシュだし、ヒロインのミラ・ジョボビッチは強く美しい。なかなかの見応えなのだ。

地下施設を全滅させたウィルスは地上に拡散し、一つの町を廃墟にしてしまう。アンブレラ社は軍隊(?)まで投入して、その町を核爆弾で焼き払うが、それでもウィルスは広がっていき、3作目では清浄な地域はアラスカのみという状況。4作目は渋谷のスクランブル交差点でゾンビが人を襲う場面から始まり、5作目ではワシントンDCも廃墟である。ウィルスの拡散力、恐るべし。

今回の新型コロナの拡散で、私は思った。バイオハザードのゾンビは、家の窓に人影を見たりすると、食料と思って襲撃してくるが、新型コロナは、自分から窓を破って襲ってくることはない。自分からウィルスに会いに行かない限り、または、運悪くウィルスとすれ違わない限り、感染することはないのだ。

そう思えば、家にいることはいくらでも我慢できる。
「バイオハザード」1〜5のDVDを、これからポツポツ見直してみるつもりだ。6は未入手。これも通販で買おうかと思っている。確か、最後に抗ウイルス剤ができて、人類は救われるのではなかったかしら。

新型コロナも、早く特効薬ができるといい。
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