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散歩中に遭遇したモノ [歩く]

気持ちの良い晴天。
いつもの散歩コースを歩いた。私の場合、1万歩で約6キロ。

遊歩道のようになっている道で、家庭菜園や用水路や土手の菜の花などを見ながら歩いていく。音楽は聞かないが、大抵頭の中でゴダイゴの「銀河鉄道999」のメロディが鳴っている。あのテンポが丁度いいのだ。「さあ、行くんだ〜」と始まる歌詞も、やる気がわいてくる。

清々しい風を受けて歩いていた。春らしくなって、草花の若い葉の緑が輝くようだった。



右側の草むらを何気なく見下ろすと、うわ〜!

遠くから私の仕草を見た人がいたら、突然電流でも流れたかと思ったかもしれない。そのくらい一瞬、体が強張って、私は飛び退った(と、思う)。その後も、しばらく動悸が続いたくらいだ。

割と大きくて茶色い、あの私の大嫌いなモノが、そこにいたのだ。

生きているのか死んでいるのか。動かなかったが、多分、昼寝をしていたに違いない。日当りの良い、柔らかな草の上で。

私は、それが子供の頃から大嫌い。5歳くらいの時、父の実家の裏山で危うくそれを踏みそうになって、大泣きをした。以来、野山を歩くのは好きだが、アレだけはダメなのだ。

名前を書くのも嫌だ。長くて、手足の無い爬虫類、である。

せっかくのウォーキング日和が、嫌な気分に。

で、帰り道はそこを通らないよう、いつもと違うコースで帰ってきた。(気が小さい)

子供の頃はよくそれを目撃したものだったが、近頃はめっきり遭遇しなくなった。彼らは普段どこに潜み、どうやって長い長い時間生き延びてきたのか。こんなに嫌う人もいるのに。絵画でも、アレは、悪しきものとして描かれることが多い。西洋ではイブの頭上に、日本ではヤマタのオロチとか。

種としては、多分、何十万年、何百万年の単位で生きてきたはずだ。ウィルスとか、独特の病原菌などでやられることはなかったのだろうか。あのモノらに比べたら、人間の歴史など、短いのではないのか。

とはいえ、やはり一切同情できない。今日の光景を思い出すだけで、「うわ〜」と叫んでいる。




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middrinn

城達也のナレーションから始まりそうですね(〃'∇'〃)
アレともソーシャルディスタンスを確保ですね(^_^;)

by middrinn (2020-04-09 09:23) 

YURI

middrinnさん

ソーシャルディスタンス、おっしゃる通りですね!
アレとは10m以上離れたいと思う次第です(^^;
by YURI (2020-04-09 09:35) 

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